「汚いものが嫌いだ」という子供の頃のからの気持ちに、
サヨナラ・モンスターで向き合ってきました。
そして、この気持ちにも良い変化が起こってきたので、
ここで、まとめておきたいと思います。
俺は、機能不全家庭で育ち、
家庭は、酷いものでした。書けばキリがないほど色々とあり、
その1つが、「家が汚い」というもの。
子供の頃の話ですが、誰も掃除をちゃんとしなくて、
あちこちにべたべたしたものがついていたり、
洗濯物も、ちゃんと洗ってもらえず、(当時、二層式洗濯機)
家の中は、ムカデやゴキブリが出ていて、飼っている猫がゴキブリをやっつけて、
それを誰も片づけない・・・。
もう、家庭が完全に崩壊していて、
全員、「誰かやれよ」という感じで、誰も良くしようとしていなかった。
温かさなんて1つも感じない家庭だった。
そして、俺は「潔癖症」になり、
何かに触れたら、すぐに石鹸で手を洗わないと気が済まなくなり、
何度も何度も手を洗っていた。
自分自身も、勉強もしていなく、問題解決をしようなど1度も思っていなかった。
そんな過去があるので、今も潔癖症なとこがあり、掃除は毎日しないと落ち着かないし、
すぐに掃除機をかけたり、小さなゴミが堕ちているだけで気になってしまいます。
だけど、大人になり、自分で生活をするようになって、
「
生きるって大変なんだな」ってわかってきたんです。
それから、色々な気持ちの変化が起こって、
少しずつ、親の立場で物を考えることが出来るようになったんです。
そしたら、気づいたんです。
「
親は、家を綺麗にすることさえ出来ないほど、既に精神的に疲労していた」ということに。
心はもう既に壊れていた親だったんです。
そのことがわかって、
俺は、「
本当、申し訳なかった・・」そう心から思いました。
汚くしたくてしていたわけじゃなかったってこと。
限界だった。
それなのに、具合が悪くても文句も言わずに仕事に行っていた。
そこに、不器用ではあるけど、確かに家族への愛と思いがあったと俺は確信した。
それから考えが変わってきて、じゃあ俺が綺麗にすればいい。任せておけ。そう思いました。
俺がやれば、余裕を作ってあげられる。余裕が出来れば、親の心も軽くなり、良いほうに変わると思う。
そんな気持ちの変化が起こってきて、心がまた1つ軽くなりました。
俺は「汚い家庭を与えられた」という「心の傷」があったけど、
それが癒えてきて、「
助けてあげられなくて申し訳なかった。俺に出来ることをやっていくからね」と変化した。
心の奥にあるモンスターの欠片が、プラスに変わったなと感じています。
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