機能不全家庭で、「子供なんて水と塩とだけ与えておけばいい、あとはほったらかしておけば勝手に育つ」なんて言われ続け、親から心を無視された子供時代の環境で良かった!その理由とは・・・
機能不全家庭で、「子供なんて水と塩とだけ与えておけばいい、あとはほったらかしておけば勝手に育つ」なんて言われ続け、親から心を無視された子供時代の環境で良かった!

こう思うようになりました。

この気持ちが変化が起こるまで、サヨナラ・モンスターで何度も、小さな変化を重ねてきて起こった大きな変化です。小さなプラス変化の積み重ねの結果だと思っています。

血の繋がった親から、「子供なんて水と塩とだけ与えておけばいい、あとはほったらかしておけば勝手に育つ」なんて言われ続け、大袈裟でも何でもなく、悲しみも、苦しみも、喜びも、1度も聴いてもらったことがない。たった1度だけ、「今日だけはお前の話を聞いてやる」と言われ、ボロクソに否定された。そんな関係でした。親とは。


それを、強がりではなく、自然に「親から心を無視された子供時代の環境で良かった!」と思えるようになったのです。すごいことだと自分でも思います。中々持つことが出来ない考えだと思いますので。


水と塩だけを与えればいい、あとはほったらかしておけば勝手に育つ、こう扱われて育ってずっと寂しく、悲しかった。ほったらかされて、無視され続けて、すごく悲しかった。温かい食卓、一度もなかった。本当に一度もなかった。子供の時は心が壊れそうな、死んでしまいそうな、そんな狭間で生きていて、真冬の雪が降っている中、外で寝たこともあります(凍死しないよう考え準備して)。

普通には生きられなかった。だから生きるために悪いこともしたし、道を間違えたこともある。自分でもわかっていなかった深い悲しみが心の奥に抑圧されていました。これを長い時間をかけて開放していきました。これは時間がかかった。


親に対し以前思ったことは、しっかり思考して、1つ1つを大事にして、育てて欲しかった。だけど、自分を開放して新しい解釈や視点を手に入れていくと、心に変化が起こってきて、まったく違う視点で物事を見るようになってきたのです。なぜ、親がそうしたのか?なぜそうするしかなかったのか?答えが見えてきました。親も苦しかったのです。僕はそれがわかった。

そして、

「子供なんて水と塩とだけ与えておけばいい、あとはほったらかしておけば勝手に育つ」と無視されたからこそ、僕は自分の頭で考える機会が多かったです。誰かに聞くのではなく自分で思考して自分で判断することが多かった。そして、自分で思考するからこそ、自分を尊重出来るようになってきたじゃないか!これは自尊心だ!という考えになったんです。


強くなれる、喜び、こういったものに繋がっていたのです。なるほど、無視されたからこそ、自分で思考する力がついていて、自尊心に繋がっているじゃないか。無視されて育って良かったんだと。

この変化が起こった時に、とある言葉に出会ったんです。それが正確には書けないけど「何でも教えないことが本当の愛情だ。自分で考えさせるために蹴飛ばすのも愛情だ」と。

僕は「これだ…」とわかったんです。過去の出来事への解釈がたくさん反転しだしたんです。そうか、俺は愛情が無い家庭だと思っていたけど、一般的なものと違う愛情があったんだと。

それから時間がたち、「確かに、形が違う親なりの愛があった。ありがとう。俺が未熟だった、少し成長できたよ」、そう変わったのです。僕も、未熟な視点から1歩抜け出せたようです。

最も悪質なことは、偽善と表面上の優しさによって、子供の「思考する力」を奪うことだと、僕は思います。心理学三大巨頭の1人アドラーは「意味づけ」について言った。この世は、自分の意味付けで出来ている。だから僕は、このように、新しい意味づけに、心の苦しみが、1つ喜びに変化した。親にも未熟な部分はたくさんあります。それはそれで区別して影響を受けない距離感を持てばいいだけです。

また1つ完了。

この視点を持つと、今度は別のことを思い出します。
親は僕を無視していたけど、本当の最後の最後、危険な時、その時だけは力を貸してくれていました。

ありがとう。今は直接言えていないけど、
「ここに(あなたたちの子供として)生まれて良かったよ」と伝えようと思っている。
【6年もの集大成】
この気持ちの変化や成長が起こった方法!
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