ストーカーみたいに寄り付いてきて、
俺の１番大切にしていることに対し、否定的な態度をしてくる奴がいた。

うざい。嫌な気持ちになる。
嫌なら離れればいいのに。
こう思っていた。

一番大切にしているものに対して否定的だから。
傷ついたし、嫌だった。
まるで妨害してくるドリームキラーみたいだ。

妨害
邪魔

そしてあいつが寄り付いてくると
知らない間に否定感が強くなっていたことに気づいた。


この経験から過去の感情が見つかった。
親に、一番大切にしていることを肯定して欲しかった。
大袈裟でも何でもなく、ほぼ全否定されて育った。
だから、否定されると、心が痛んでいた。
何度も、否定され続けた子供の頃の数年間を思い出した。
生きた心地がしなかった。死にたい気持ちにもなっていた。
自分の気持ちがわかった。
全否定と心を無視するということは、人の心を殺すこともある。

だけど、この悲しみからわかったんだ。
俺の親も、同じように悲しみを抱えて生きてきたことが。
俺の悲しみは、親も抱えていたんだって。
それがわかったら、もう涙が溢れて止まらなくなった。

こんなつらい思いをしながら、俺たち子供に飯を食わせてくれたのかと。
それがわかったら、全否定も、心理的な虐待もどうでも良くなった。
あの状況（すごく大変なことがあり過ぎた）なら、イライラして当然だと。
ああなる気持ちもわかる。

そして俺は、親の気持ちもわかるようになり、
寄り付いてきた否定的なやつ、
そんな嫌な出来事からプラスを発見した。

妨害、助力（力を添えること・力を貸すこと・手助け・加勢）？

否定してくるしつこい奴のお陰で、
諦めないで信念を持って
目的を達成するトレーニングになっている。

目的を達成していくために、
役立っていると考えられるようになってきた。
どう役立つか。邪魔されるたびに、
それを曲げない信念が強くなっている。

肯定力も強くなっている。
否定してくるやつよりも、
俺の信念と肯定力のほうが上になっている。
この経験は俺を強くしてくれた。

「肯定感」「肯定力」
おれは、否定してくる奴でトレーニングして
この2つを手に入れた。

俺は信じ抜く勇気が足りなかったが、
この出来事によって、信じ抜く力と、
「肯定感」「肯定力」が上がっている。

この変化が起こるまでに時間がかかったけど、
確かに、良い変化となった。

心の中の小さな自分を大切に思えるようになること、
それが、人生の再スタートなんだってわかった。 戻る


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