混乱家庭で育ち、「統一する力」の大切さを知り、その結果、「酷かった親」が「苦しいのに懸命に生きていた親」に見えて、心から許すことが出来ました。別の視点が見つかりました!
過去のことですが、
また1つ、気持ちの変化があったので
書いておこうと思います。

以前、飼っている猫が、
にゃーにゃーうるさく鳴いていて、
その鳴き声にイライラしていました。

なんでこんなにもイライラするのか、
そのころ、自分の気持ちを探っていました。

それでわかってきたことが、
「機能不全家庭で抑圧してきた感情」でした。

僕が育った機能不全家庭では、
僕以外の女兄弟が、嘘とか演技で
親をコントロールすることを覚えて、
味を占めて、繰り返すようになりました。
親は、簡単に騙されてしまうタイプでした。
親はお人好しな部分もあり、
(メサイアコンプレックス)
それを女兄弟が逆手にとって悪用していました。

例えば、女兄弟が僕のお金を盗む、
そして盗まれた側(僕)が被害者なのに、
嘘と演技で、相手が悪者になり、
事実確認もないまま、親は泣き真似をした女兄弟を信じて、
被害者側(僕)を厳しく怒るのです。
当然、盗まれたお金は返ってきません。
更には悪人扱い…。
かなり厳しい親だったので逆らうということは、
下手すると殺し合いになるほどで、
明日からご飯も食べられなくなるので、
対処できない子供時代は感情を抑圧するしかない状態でした。

その味を占めた女兄弟は、
機能不全家庭で、何でも他の人にやらせようとしていました。
そして、1つ2つではなく、
たくさんあった似たような過去の嫌な記憶(未処理)が、
猫の鳴き声で引き出されたいたのです。

嘘と演技ですり替えて、何でも他人にやらしていた女兄弟を
猫の鳴き声から、無意識のうちに連想していたのです。

それで必要以上に猫にイライラしていたのだとわかってきました。
イライラの背後には、怒り、悲しみ、焦り、恐怖、
家族内で村八分になる恐怖、悲しみなど、色々ありました。

私利私欲のために、情に訴えかけて、
感情で人を操作しようとする女兄弟を無意識のうちに連想していたのです。
このことに気づくまで、猫の鳴き声がうるさい時にイライラしていました。
その女兄弟との関りの中、抑圧し続けていた感情がたくさんありました。

「自分でやれよ、人にやらせるなよ!」
「お前が人を操作するときには、悪役を作るから迷惑なんだよ!」
「その悪役になる人の気持ちを考えろ!」
「自分でやらず、何か言えばすぐ周りが動くと思って迷惑なんだよ!」
「それで周りに負荷がかかりその人が自分のことが出来なくなる。」
「他にも、ここには書けないほどの怒りなどの感情が溢れてきました。」

長い時間をかけて少しずつ感情解放を行いました。

猫は何も悪くない。

過去、猫の鳴き声を聞くと、
「早くやれよ」と催促されている感じで、
心理的に詰められていたころの感覚が蘇り、
心が焦って、恐怖なども出ていました。

女兄弟は自分で何もしないでやらせようとしてくる。
自分らの白馬の王子様妄想の理想で見て、ダメ扱いと責めがしつこい。
深刻な劣等コンプレックスから兄弟間での嘲笑や攻撃も異常でした。

そして出来ないことをやれと。
他には、ここには書けない問題も色々ありました。

文句を言えば悪人扱いされるから、いつしか言えなくなっていました。

あいつらは何もやらない。
オムツ履いたまま口だけを動かして騒いでいるようなもの。
猫が騒いだ時に猫は悪くないけど、女兄弟の記憶がよみがえる。
頭が痛くなってくる。首と肩が硬直してくる。
責められていると感じる。
催促が嫌だ。連携して攻撃してくることも嫌だ。
親はあいつらを甘やかしてダメにして、
俺がいなきゃお前らは生きられないと共依存関係。
共依存、僕にも親のようになんでもやってあの女兄弟の世話をしろと。
あいつらの生態は嘘をついて何かを得ることが板についている。
恋愛で騙し搾取をする詐欺師、
挙句の果てには相手から怒りなどのマイナス反応を引き出すプロだから、
相手を加害者扱いするのはお手の物。陰で笑って馬鹿にしていた。
嘘ついて騙して金を引っ張って足に使って嘲笑して酒と薬物。
子供の前で人としておかしいものを見せつけ、
挙句の果てには別の誰かを悪者扱い。すり替え。

1度騙された相手である観光バスの運転手と話したことがあるが
「何が何だかわからない俺が被害者なのに俺が加害者になってしまった」と言っていた。
僕は「それがあいつの常套手段だから、
そうなるのが当たり前だよ」と思った
(可哀想だからハッキリは言わなかったが)。
嫌だ、気持ち悪い、吐き気がするほど嫌いだ、気色悪い。

家族を悪く見てはいけないと思い、
感情を抑圧していた部分もあったとわかってきて、
本当の自分のネガティブ感情も全部認めました。

この過去の嫌な記憶が、
猫が何かを催促するかのように鳴いている時、騒いでいる時に
モヤッとした感じで蘇っていました。
気づくことで、少しずつ明らかになってきました。

猫は何も悪くない。あいつらとは違う。頭ではわかっているのに、
あの忌まわしい記憶が蘇ってきていた。

この嫌な記憶を転換するにはどうしたら良いか。
最初は全然手放せませんでした。
手放せなかった理由もわかりました。

手放せなかったのは、手放せるだけの条件が揃っていなかったからです。
その「手放せるだけの条件」というのが、

・過去を正しく処理する
・二度と同じ被害(すり替えられる)を受けない自分に成長する

でした。

・過去を正しく処理する
(これが、感情を見つけて開放することも含め、
サヨナラ・モンスターの取り組み全体です)

・二度と同じ被害(すり替えられる)を受けない自分に成長する
(これは実際に同じことになった時に、
被害を受けず明らかにする力を身に着けたということ)

これを手に入れたことで、
嫌な記憶、過去への執着が自然に手放すことが出来てきました。

そしてこの嫌な記憶の問題を細分化して、
転換してきて、だいぶ心は楽になりました。

以前は、抑えきれないほどの強い怒りが出ていたけど、
この感情を抑えず感じるようにしてからだいぶ良くなりました。

そう、僕は、あいつらが嫌いで気持ち悪いと思っていたのです。
これを認めれるようになって、だいぶ楽になった。
本当の自分は、「もう嫌だ!!!」と叫んでいたのに、
見捨てられ不安が酷すぎた僕は、それでも条件付けの愛、
嘘の言葉、美徳の言葉にしがみついていたのです。
その道が、いつか幸せになれる日が来ると勘違いしていました。

本音は、、、気持ち悪い、気色悪い、気味が悪い、
こういった自分の正直な気持ちを抑え込んでいたから、
心がどんどん壊れていったのです。苦しかった。嫌だった。

本当の自分の気持ちに気づいて、
自分を大切に思えるようになったら、
覚悟が出来ました。天涯孤独になってもいい、
家族親戚、全部敵になってもいい、
それでも自分を大切にしよう。
そう決心して、離れることで心が強くなりました。

子供のころから刷り込まれていた
「血の繋がった親兄弟を大切に思わなければいけない」が、
僕の心を苦しめていたのです。

「血の繋がった親兄弟を大切に思わなければいけない」
こんなものは偽物です。
大切なことは、
「心から血の繋がった親兄弟を大切に思えるよう、
自分自身が人間的成長をすること」です。

心に良い変化が起こってきたけど、
まだまだ僕は未熟です。
ですので、もっと強くなり、余裕を作り、
人の弱さ、ダメな部分、悪影響、有害性、それらもひっくるめて認めて、
その上で、人を大切に思えるようになっていきたい…、そう思っています。

人間だから、みんな辛い苦しい悲しい、
色々あるのはわかる。
だけどあの頃の僕には無理で、もう耐えられない…、
そう思って離れました。離れることにずっと罪悪感を抱いていた。

だけどもう無理だ…、心が壊れる、
そしてやっと離れることが出来ました。
「血の繋がった親女兄弟を大切に思わなければいけない」
これが解けた。

なぜ嫌なものを大切に思わなければいけないのか、
自分の素直な気持ちが大切に思えないのに、
大切に思えと言うのは無理なことだ…、と。

お互いに信頼を築き、大切にし合い、尊重し合い、
1つ1つ築いていくから手に入るものを、
努力もせずに表面上だけ取り繕わせようとする言葉が、
「血の繋がった親兄弟を大切に思わなければいけない」だ。

こんなふざけた言葉は要らない。
自分の気持ちを押し殺して我慢して、結果は悪化。
意味がない。

大切なことは、
「心から血の繋がった親兄弟を大切に思えるよう、
自分自身が人間的成長をすること」です。

僕は偽物は嫌いだ。この思いがあったから、
この問題を乗り越えて、今、区別した上で、
親に対し感謝の気持ちが持てるようになりました。

機能不全家庭は、親だけではなく
子供にもそれぞれに問題がある。
子供が親をコントロールしている家庭も実際あります。
うちがそうでした。
親が弱いとそうなりやすいのです。
実際、女兄弟は「親からしょっちゅう殴られていた」と嘘をついています。
架空の虐待話をしています。実際はありませんでした。

嘘と矛盾と、混乱、演技の家庭。

そこで、イライラ、怒り、表に出せば終わってしまう。
感情を抑圧し続けていた子供時代。
そのころの怒りと悲しみが残っていました。
この未処理未消化の感情が問題を生み出していたのです。

僕は親に、家庭をしっかり機能させて欲しかった…、
そして嘘が罷り通らない家庭で、正しく見て欲しかった。
正しく見られないことが、どれだけ辛かったか分かってほしかった。

色んな思いがあったけど、もう終わったことです。
そして、この過去のトラウマ記憶にも良い変化が起こってきたのです。

そのキーワードが「統一」です。
混乱家庭で苦しんだからこそ、、
その後、「統一する力をつけるトレーニング」になっていたのです!

どういうことかというと、
サヨナラ・モンスターのツールで導き出された、
この取り組みでのキーワードが「統一」でした。

これでハッキリと気づきました。

確かに僕はこれまで
「統一する力をつけるトレーニング」をしていたのです!
サイト運営を行っていた時も、文章を書くときも、
「表記の統一」を行ってきたのです!
これがものすごく【重要】であると思っていました。

表記の統一というのは、
書くことを統一させるということで、
非常にわかりやすい文章になるのです。

表記の統一を行なわない文章は、
読み手に誤解を招きやすくなります。

前記したよう、僕は機能不全家庭で女兄弟の嘘によって、
悪者扱いされてきたことがあります。
それはその女兄弟からすると
「やりやすいやつ(伝える力、説明力がない奴)」だったのです。
実際、そう言っていました。

で、この表記の統一を行うことで、
伝わりやすい文章に化けるのです。
表記の統一を行っていないだけで
読者の混乱の原因になる場合もあるのです。

この表記の統一が過去より、かなり身に着いているのです!
それが、機能不全家庭での嫌な経験があったからこそだと、
ハッキリつながったのです。

機能不全家庭で嘘ですり替えられて
本当のことをいっても家族に信じてもらえない。
辛く、悲しく、深く傷つきました。
それは僕の伝える力が弱かったからです。
物事を正しく伝えることが出来ず、
嘘が上手い女兄弟にすり替えられて、
鵜呑みにする親を女兄弟が騙し、
親を使って僕に攻撃させていたのです。

このような嫌な経験は、
僕の伝える力の弱さが原因だったのです。

そして、過去よりも正しく伝える力が身に着いています。
この経験のおかげで僕は、機能不全家庭で身に着けた「混乱」が減っている。
僕に足りなかったことを身に着けるための必要な経験だったとわかってきた。
今の僕なら、機能不全家庭の混乱を減らし、統一させることも出来ると思う。
こんなに素晴らしいプラスに繋がっていたんです(^^)

嫌な記憶だったけど、喜びの感情を感じることが出来ました。
また1つ、トラウマ記憶に良い変化が起こったので書いておきます。

人はこうして、嫌な経験をして、
傷ついて、新しい解釈や視点を手に入れて、
成長していくんだなと改めて実感しました。

この変化によって、人は皆、弱い生き物だから、
横道にも逸れるし、間違いだってある。
異常な道へと進む時期だってある。

ネガティブな嫌な出来事も、
受け入れることが出来ることが増えてきました。

この心の変化によって、親も1人の人間であり、
失敗もあれば、間違いもあり、そして子供時代には気づけなかった
親の努力、親の愛、優しさ、色々と見れるようになれました。

心の底から、
「ありがとう」という気持ちが出てくるようになりました。

僕は、子供時代の視点を経験し味わい尽くし、
次の視点を見つけれるように心が成長しました。

猫の鳴き声にイライラしたことから気づいたこと、
混乱家庭で育ったからこそ「統一する力」の大切さを知り、
統一する力が少し身に着いたからこそ、全体像を俯瞰して見れるようになりました。
全体像を俯瞰して見れるようになったら、
「酷かった親」が「苦しいのに懸命に生きていた親」に見えてきました。

それがわかったから、過去の嫌な経験なんて、
全部許すことが出来るようになりました。

つまり、過去の嫌な出来事を受けない自信がありますし、
そんな関係ではない健全な関係を築けるからです。
だから自然と許せるのです。

そして生きることの難しさを知り、
親のやってきたことが、もし僕だったら…、
途中で挫折していたでしょう。

親の悪いところ、
親の良いところ、
親の苦労、
親の優しさ、

区別してみることが出来るようになりました。
心の奥のモンスター、これは瞬間冷凍されたものです。
過去に処理しきれずに、瞬間冷凍されています。

それを今の力で、肯定的なものに変える勇気を持って、
1つ1つ、解凍していくと、プラスな何かが手に入ります。

僕にとって「親を許す」ということは、
過去、難しい心の問題であり、
許すことが出来る、
これは、人間的に成長していくということでした。

自分を支配できる立場にある強い存在にさえ、
支配を許さない強さを持つということです。

親を許すことが出来たのは、
自分の過去に堂々と向き合ったからです。

親を許せるようになると、
自然と、親との良い記憶を思い出せるようになります。
少なかったとしても、必ずあるものです。

僕の場合は、親が不動産会社の社長だったころ、
仕事に行く前に、親が一緒にゲームをしてくれたこと、

9歳の頃、僕が家にも帰りたくなくて、
何処かに逃避しようと考えていたころ、探し回ってくれていたこと。
13歳の時、家に帰らずにいて、日曜日になると探し回ってくれていたこと。
元は、親の支配から始まったことですが、ある事件の後だったことを考えると、
親は自殺を考えるレベルの困難、その中、休みの日に探し回ってくれたこと。
寝る時間は3時間や4時間で仕事に行っていたこと。
酒を狩って来いと言われ買いに行く途中で5000円札が消えてしまい、
多分、ポケットから落ちた(笑)、怒らずに優しく許してくれたこと。
家庭が崩壊する前9歳ころは、祭りなどに連れていってくれたこと。
僕が暴力団とのトラブルを起こした時に話し合いで解決してくれたこと。
困っている時にお金を貸してくれたこと。
探せば、良い部分なんていくらでも見つかります。

大切なことは、時を超えて、和解することです。
過去を振り返って、肯定的な意味づけをして、和解すること。
親を苦しめたまま死なせるわけにはいかないでしょう。
どんなに嫌な部分があっても、好きな部分があったからこそ恨んだはずです。
僕はそうでした。親が子供から責められたまま死んでいくなんて僕には耐えられません。
自分が成長し、心から肯定出来て、感謝できる部分を見れるように自分が成長し、
そして、その視点で、何らかの形で「ありがとう」を伝えていく。
それが、大切だと、僕は過去を振り返ることによって考えるようになった。

元イギリスの首相、政治家、軍人、作家であった、
ウィンストン・チャーチルは、
戦争中の危機的状況を勝利に導いただけの実力者です。

それだけの実力者の視点は、すごいと思います。
以下の2つは、そんなチャーチルの名言です。

”過去のことは過去のことだといって片づけてしまえば、それによって我々は未来をも放棄してしまうことになる”
元イギリスの首相、軍人、作家、政治家、ウィンストン・チャーチル

”過去をより遠くまで振り返ることができれば、未来もそれだけ遠くまで見渡せるだろう”
元イギリスの首相、軍人、作家、政治家、ウィンストン・チャーチル

そして、以下の名言、

”過去には帽子を脱いで敬意を表し、未来には上着を脱いで立ち向かいなさい。”
クレア・ブース・ルース 元アメリカ合衆国下院議員、外交官、女性作家、ジャーナリスト

僕も、この通りだと思って、
過去を振り返ってみて、これらの名言は「真実」だなと確信しています。

過去に蓋をするということは、
自分の未来を捨てるということです。

どんな過去でも自分が通ってきた道です。
それが失敗であっても、間違いであっても、
人に言えないようなことでも、それでも大切に扱ってあげて下さい。

僕は、これが最も大切なことだと思っています。


【6年もの集大成】
この気持ちの変化や成長が起こった方法!
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